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JUGEMテーマ:美術鑑賞 藍画廊(中央区銀座1-5)では、馬場まり子展。 会場風景。 大きな画面に、座る人だけが、 一人だけ描かれています。 背景(室内)はなく、白い余白だけで、 椅子も作品によって省かれています。 座っているといっても、 食事中や、デスクワーク中などの、 能動的な行為の最中ではなく、 寛いでいる、ぼーっとしている、 あるいは何もしていない時間が流れています。 描かれたのは、主に年配の男女で、 いかにも気力、体力に余裕は無さげで、 このような無為な...
画廊めぐりノート | 2021.11.11 Thu 05:39
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー小柳(中央区銀座1-7)では、橋本晶子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーI saw it, it was yours.ー。 私はそれを見ました、それはあなたのものでした。 会場正面に原寸大の長大な作品が展示されています。 トレーシングペーパーに、 レースのカーテンが、鉛筆で緻密に再現されています。 基材のトレーシングペーパーは半透明で、 描かれたレースのカーテンもモノクロな半透明なので、 描かれた状態は、 レースのカーテンの再現というより、 レースのカーテ...
画廊めぐりノート | 2021.11.10 Wed 05:52
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7)では、森本秀樹小品展。 淡い色合いで、薄塗りで、小さな筆で、 キャンバス上を幾重にも塗り重ねれば、 かけがえのない一つの場面が現れます。 そこには、画家の遊び心的感性も混ざっていて、 カエルの周囲の青い土俵や(カジカカエル)、 洗濯物や雑草の構成美(裏庭回想) 横に四分割された画面の、ほのかな赤い丸(九島落日) シャープでグラフィカルな処理(晩夏) など、絵画を豊かにする「冴え」も 味わいを深めています。 身近なもの...
画廊めぐりノート | 2021.11.09 Tue 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 純画廊(中央区銀座1-9)では、小林真弓展。 会場風景。 水彩画と聞いて、少し驚かされる、 色合いの深みと複雑さ。 水彩画らしい滲み出たような 薄さ、淡さもあって、 水彩画の表現力の幅広さがわかります。 「ピアノ」という作品は、 ぱっと見は色形の組み合わせによる 抽象表現のようですが、 「ピアノ」から導かれて眺めれば、 確かにグランドピアノの形と足と椅子が見えてきます。 光沢のあるピアノは室内を映し込みますので、 白く大きな部分は窓からの自然光を受けた...
画廊めぐりノート | 2021.11.08 Mon 05:14
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房2(中央区銀座1-9)では、竹内佳奈展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー魔女の時間ー。 写実的な表現ですが、 実際に目にした物事を見えた通りに描くというより、 視覚ではなく、 体験、体感レベルで一旦染み込んだ後で、 作家の中で沈殿し、姿を変え、 何かの拍子で浮かび上がったところを、 そのまま掬い取ったようです。 目に見えたことは、 感じたこととして作家の中で、 重なり合い、変容し、 新たな出来事になります。 シュールリアリズムの絵画は寓意性...
画廊めぐりノート | 2021.11.07 Sun 04:49
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房1+階段下(中央区銀座1-9)では、 飯沢耕太郎 ドローイング展。 展覧会タイトルは、ーDUNIA世界ー。 ※インドネシア語で世界の意。 階段下会場では、連番の数字が それぞれの意匠を凝らしながら 壁、天井に貼りめぐらされています。 巷房1会場では、 長々とした屏風絵形式の連作が展示され、 そこには様々な幻想的な図像が描かれ、 濃厚な物語性が漂います。 別の壁には、 マスクを付けた、 四角重なりの、 マヤ文明っぽい雰囲気の人物像の連作。 そして、正...
画廊めぐりノート | 2021.11.06 Sat 04:38
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーQ(中央区銀座1-14)では、関根哲男展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー原生 2021ー。 皺の寄った赤い基材の上に、 古着が貼り付けられ、 それに無数の荒縄の結び目が、群がっています。 同じテイストの作品が、 会場の壁を整列して埋め尽くしています。 平面(二次元)上の表現なので、 絵画のようですが、 絵画のもう一つの要件、 描く行為(ペインティング、ドローイング)が なされていないので、 カテゴライズに悩みますが、 制作にかけられた熱...
画廊めぐりノート | 2021.11.05 Fri 04:35
JUGEMテーマ:美術鑑賞 銀座K's Gallery(中央区銀座1-13)では、安木洋平展。 会場風景。 色の範囲が確定されれば、 このように形となりますが、 画面では、形になってしまうことのためらい、 あるいは、 形になるまでの逍遥が終わることの寂しさ、 のような、 形と作家の対話の場になっています。 観る側はその場に立ち会うことになり、 この画面が結果的に語ったことを、 感じ取ります。 ふくみが大きな画面なので、 色々な寄り道が楽しめます。 そして、ああ、これはOOだと気...
画廊めぐりノート | 2021.11.04 Thu 05:16
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GalleryK(中央区京橋3-9)では、片平ゆふ子個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーInnerspaceー。 いびつな鏡に映ったように、 一部が異様に引き伸ばされ、歪んだ顔が、 画面に群れています。 背景の天空や銀河、漆黒の闇によって 顔たちは時空の歪みに翻弄される、 大気圏の外に散らばる天体のようです。 楕円の基盤や、 表面に塗り込まれたヌラヌラした透明層による深みが、 そのようなイメージを増幅します。 描かれた人物たちは、 造形的に美しくも魅...
画廊めぐりノート | 2021.11.03 Wed 05:22
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9)では、大平 奨展。 会場風景。 見えるモノ、見ているモノ、見たいモノ。 見えるはずのモノ。 見たことから自然発生するイメージ。 意識するモノ、視界、視野に入っているだけのモノ。 見えたことの記憶。 画面は見ることと、 見ることと、二次元上に再現することの、 整合性とギャップに関わる、 作家の思索の場になっています。 作品は、 内面ではなく、気付きの視覚化。 そんな印象でした。 作品と部...
画廊めぐりノート | 2021.11.02 Tue 04:58
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