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JUGEMテーマ:美術鑑賞 TSCA(品川区東品川1-33-10)では、細倉真弓展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーSen to Meー。 通常、美術は、見たものから何かを感じ取り、 感じ取ったものを、 再び見えるものに置き換えてゆく行為と思われますが、 細倉真弓の場合、 感じられたものが先にあって、 それが感じられたであろう何かに 戻すような、不思議な感覚に囚われます。 会場は、壁に掛かった平面作品と、 天井からぶら下がるモニター上の映像作品で 構成されます。 平面作品は、「Sen to Te」...
画廊めぐりノート | 2021.10.06 Wed 05:01
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、JAPAN。 会場風景。 3回に分けた紹介の最終回です。 やや緑がかったモノクロで、 フラットに塗り込まれた室内。 大きな窓の向こうの風景と、室内は、 テイストにおいて一体化されたなかで、 真黒の二人が浮かび上がります。 「普通に」描かれたのでは 簡単に表せない世界がここにあります。 LUVS,2021 Ly(リイ) Casa BRUTUSの「カフェとロースター」の表紙は、 この作家だったのですね。 絵画と共にいる...
画廊めぐりノート | 2021.10.05 Tue 04:45
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、JAPAN。 会場風景。 3回に分けた紹介の2回目。 水面は、 水の動き、光の反射、水の透明性、透過性、 空や雲の映り込み、 水の流動性などが 複合的に群れ動く出来事ですが、 その刺激を美術の成り立ちで再現するなら、 確かにこれしかないでしょう。 さらに、美術に置き換えられることで、 ここだけの新たな事態が起こっています。 Reflection 鍵岡リグレ アンヌ 描くという行為が、 水面のような具...
画廊めぐりノート | 2021.10.04 Mon 05:08
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、JAPAN。 会場風景。 MAKI Collectionの第2回目の企画展は、 日本人アーティストに焦点を当てたコレクション展です。 質、量ともにとても充実していて、 さらっと流すのは無理なので、 3回に分けて紹介します。 井田幸晶の造形力は 立体においてもその個性が発揮されます。 表現すべき対象に出会うという偶然を、 その存在への問い掛けまでに昇華させます。 Pope,2020 井田幸晶 Pig,2018 井田幸...
画廊めぐりノート | 2021.10.03 Sun 05:22
JUGEMテーマ:美術鑑賞 MAKI Gallery(品川区東品川1-32-8)では、 タミー・キャンベル展 会場風景。 展覧会タイトルは、ーExactly Wrongー。 ※筆者は「厳密に間違える」と訳したい。 正面にはお馴染み、 アンディ・ウォーホルのキャンベル・スープの缶が 整列しています。 左手には、ダブルエルヴィスプレスリー。 そして、ヨゼフ・アルバース。 その向かいには、フランクステラ。 一番奥の展示室には、エド・ルシェの作品が かっこよく展示されていて、 真ん中の展示室には、 アンデ...
画廊めぐりノート | 2021.10.02 Sat 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 爽やかな秋晴れと共に第6回「アートフェアアジア福岡2021」が9月22日から開幕しました。今年で創業10周年を迎える博多阪急が提唱する「明るい未来を、アートとともに」という構想から生まれた「HAKATA ART STATION」(9/15-9/28迄)のメイン企画として開催された「アートフェアアジア福岡」。最終日まで、沢山の方々にご来廊いただきました。日本全国45店もの画廊が集結し選りすぐりのアート作品を阪急博多でたっぷりとご覧いただける現代アートの秋の祭典となりました。 アート...
みぞえ画廊 スタッフブログ | 2021.10.01 Fri 13:48
JUGEMテーマ:美術鑑賞 引き続き、インターンシップ生Sさんによる常設展の紹介レポートです。 大学では日本画専攻ということで、専門的な画材の説明は画材の私たちも勉強になりました。 是非ともご一読ください。 インターンシップ生Sさんによる常設展の紹介レポート ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ <常設展について> みぞえ画廊さんの常設展で展示されている作品ですが、多種に渡るジャンルです。版画、油彩、ミクストメディア、日...
みぞえ画廊 スタッフブログ | 2021.10.01 Fri 09:23
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY枝香庵(中央区銀座3-3)では、木下晋展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー生の脱皮の証しー。 対象を鉛筆だけで克明に執拗に描き抜くことで、 画面は具象画、人物画というカテゴリーを超えた、 生々しさの出現になっています。 病んだ人、老いた人がモチーフで、 病や老いが、 その肉体を容赦なく変容させている現実、 その精神を追い込む現実を 容赦のない冷静さで描いています。 観る側は描かれたことと、画業の重さ、密度に、 同時に圧倒され、 なすすべも...
画廊めぐりノート | 2021.10.01 Fri 05:12
JUGEMテーマ:美術鑑賞 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、 村上 早(MURAKAMI Saki )展。 会場風景。 作家が絵画(版画)という手段で 表現を試みる場合、 表現したいテーマ〜モチーフに出会ったことが 動機なのか、 表現(制作)することそのものが動機で、 テーマ〜モチーフは目的に沿って 見出されたのかは、 作家によって様々のでしょうが、 村上 早の場合は、 表現(発散)せざるを得ないテーマがあって、 銅版画はその手段であったと思われます。 深くは立ち入れませんが、 人...
画廊めぐりノート | 2021.09.30 Thu 04:55
JUGEMテーマ:美術鑑賞 OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4)では、 嶋 恵美子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、「景ー追憶」。 ジャクソン・ポロック的な オールオーヴァーな抽象表現のようですが、 これらの作品には、 中央と周囲、地と図が込められているようです。 ひたすら単線が重ねられていますが、 無意識下の作業ではなく、 画面全体で、なにがしかの状態を生み出すよう、 様々な線種、線色が使い分けられています。 それが何なのかは、 知る由はありませんが、 何かがあるに違...
画廊めぐりノート | 2021.09.29 Wed 05:16
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