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JUGEMテーマ:美術鑑賞 銀座K's Gallery(中央区銀座1-13)では、小峰力展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー人と箱と舟ー。 「ARKー箱と舟ー」という作品。 画面の下2/3が白い面で、 上1/3では色形が複雑に配置されています。 白い面とはいっても、 最終的にそう見えるだけで、 ここに至る時間や、 過ぎ去ったもの、見えなくなったものの予感が 重く立ち込めています。 広い下が記憶なら、 狭い上は現実でしょうか。 現実(上)が溶けて記憶(下)に溶け込んでゆく 抗しがたい流...
画廊めぐりノート | 2021.09.19 Sun 04:43
JUGEMテーマ:美術鑑賞 前回に引き続きインターンシップ生Sさんによる画廊滞在日記<後半>をお届けします!是非ご一読ください。 【 画廊滞在日記 3日目 】 先日に引き続きAFAFのお手伝いです。DMや書類の封入作業と店番兼ブログ編集をしました。また、荷造り用の手締めPPバンドとストッパーを使用し作品の梱包作業も行いました。何事もなく届けばいいなと思いながら締め上げました。 接客の機会もあり、お客様とお話することができました。 【 画廊滞在日記 4日目 】 ...
みぞえ画廊 スタッフブログ | 2021.09.18 Sat 11:04
JUGEMテーマ:美術鑑賞 【福岡店】インターンシップ生Sさんの画廊滞在日記 その1 ここ数年、みぞえ画廊ではインターンシップ制度を設けており、今年も5日間という短い期間でしたがインターンシップ生Sさんが画廊に滞在し、お仕事の一部を体験していただきました。感性の鋭いインターンシップ生のフレッシュな滞在日記を皆様へお届けします。ぜひご覧ください。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 〜まず始めにみぞ...
みぞえ画廊 スタッフブログ | 2021.09.18 Sat 10:50
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 F(中央区京橋3-9)では、柴崎和也展。 会場風景。 会場の真ん中に、ちくわ然とした黒い塊が、 ごろりと横たわっています。 眺めていると その無目的、無意味の体現に、 俳味に似た妙な可笑しみがこみ上がります。 近付き、眺めれば、 それは筒状に抜けていなくて、 片方が丸状に閉ざされていることが分かります。 素材は鉄ですが、 スチールというより、 たたらの遺跡から出土した鉄塊といった趣です。 型に流し込むのではなく、 溶融した鉄の雫を...
画廊めぐりノート | 2021.09.18 Sat 05:04
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 B・C(中央区京橋3-9)では、伊藤洋子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、「betweenー間ー」。 画面では、 中心や周辺、奥行や空間が想定されず、 ほぼ同じ調子で平面的に埋め尽されています。 それはテキスタイル上で繰り返される文様のようですが、 描き進める途中で、 作家の中の何かが蘇り、スパークするようで、 そこで変調や、方向転換などの 逸脱が起こり、 デザインではなくアートならではの 現場の出来事が絵画化されます。 パーツの集積と...
画廊めぐりノート | 2021.09.17 Fri 04:43
JUGEMテーマ:美術鑑賞 SILVER SHELL(中央区京橋2-10)では、神田正之展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー軽やかなガラスー。 彫刻などの立体作品は、 仮にそれがヒトに見えても、 変化せず動かない硬質な物質であるという前提で鑑賞しています。 一方、素材がガラスになれば、 変化せず動かない硬質な物質であるという事実は変わらず、 その認識はあるものの、 特に神田正之の作品の場合、 色という非物質に仮の姿を与えたかのような、 それは今この時は、この姿に見えているが、 次の刹那は...
画廊めぐりノート | 2021.09.16 Thu 05:17
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY.b.TOKYO(中央区京橋3-5)では、小森紀綱展。 会場風景。 展覧会タイトルは、−生への誄詩−。 ※「誄詩」るいし:死者の生前の功徳をたたえ、その死を弔う詩。 古典絵画的スフマートで描かれた フォトリアルな黒衣の若い女性。 なんとなくではあるものの、 カトリックに伴う仕草、慣習から、 修道院でのシスターの日常が想定されます。 同じ画面に幾何学的構成の装置が、 舞台の書割のように、 同じ画面に並置されます。 この混在は、観る側にとっては乱...
画廊めぐりノート | 2021.09.15 Wed 05:08
JUGEMテーマ:美術鑑賞 四季彩舎(中央区京橋2-11)では、スズキシノブ個展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーPOTENTIALー。 ファインアートとしては珍しい レザーカービング(革への彫刻)による平面作品。 例えば、革鞄にとってのレザーカービングは、 付加価値である装飾に過ぎないのですが、 その美的クオリティが高ければ、 装飾がアートとして発展、自立してゆくことは、 自然の流れのようです。 作家は革小物職人としてのキャリアがあるので、 技術は申し分ないものの、 個性的な...
画廊めぐりノート | 2021.09.14 Tue 04:30
JUGEMテーマ:美術鑑賞 アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5)では、 compass error展。 主に工芸を表現の手段とする、 田代璃緒/阿原一香/KALUA・MIEUX/KAEDE! の4人展。 工芸を、 用途を持つ道具制作の手段ではなく、 ファインアートとして表現の手段にする場合の 面白みとネックは、 制作方法と表現範囲の限界にあります。 限られた素材、技法でどこまでできるのかという面白み、 限られた素材、技法だから達する面白み、 逆に、 用途が欠落した工芸に過ぎないという曖昧さ。 観て回れば...
画廊めぐりノート | 2021.09.13 Mon 05:10
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャルリー東京ユマニテ(中央区京橋3-5-3)では、岡本敦生展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーCALDERAー。 自然石の基材から ごろりとしたフォルムが彫り出され、 そこからが彫刻家の探求が始まります。 フォルムの中に角柱が予感され、 彫り進むうちに厳密な角柱が姿を現します。 フォルムに隠れていた角柱は、 表から彫り抜かれた穴(カルデラ)からその姿を現しますが、 本来は同一の存在であった1本の角柱は、 地中と地表では、 屈折によってその姿が変わりま...
画廊めぐりノート | 2021.09.12 Sun 05:08
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