[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
JUGEMテーマ:美術鑑賞 アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5)では、桐原陽一展。 会場風景。 展覧会タイトルは、 ートンネルハンター 寂静・サイレントの風景ー。 モチーフがそのままテーマとなり、 それがトンネル。 作品は絵画と写真。 写真は、作家が切り撮ったトンネルの視覚情報で、 絵画は、 トンネルという状況から感じ取ったイメージの視覚化。 合わせてどうこうというより、 トンネル体感はどう平面化されるのかの、 二通りの試みのようです。 写真のトンネルは限りなく直線で、 入...
画廊めぐりノート | 2021.08.18 Wed 05:03
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャルリー東京ユマニテ bis(中央区京橋3-5-3)では、 林谷穠(リン グノン)展 会場風景。 展覧会タイトルは、ーcellー。 生物学は生命という現象を理解するため、 研究する学問で、 マクロ的な地球規模の生態系から、 ミクロな細胞の世界まで、 そのアプローチは様々です。 美術の場合、 生命という現象への作家自身の理解や直観を、 造形的に表します。 生物学の学徒であった作家は、 細胞レベルで生命の探求をしたようで、 美術に身を転じても、 その感覚...
画廊めぐりノート | 2021.08.17 Tue 05:21
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャルリー東京ユマニテ(中央区京橋3-5-3)では、 新世代への視点2021 豊海健太展。 「新世代への視点2021」とは、 1993年より続いている 東京現代美術画廊会議主催の、 8画廊の共同開催による、 各画廊が推薦する新鋭作家の個展を開催する企画です。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー世界の音が、すべて消える時ー。 音が消える時とは、 一切の生命の活動や、自然現象が止まる時なのでしょうか。 聞こえる音が消えても、 見えるものが残るなら、 それは化石の...
画廊めぐりノート | 2021.08.16 Mon 05:37
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーなつか C−View(中央区京橋3-4)では、 桑原理早・原裕子展。 会場風景。 桑原理早の展示エリア。 人を描くとして、 人の何を描くのか、描きたいのかは、 決して自明のことではなく、 描くべきイメージを絵画化させるための イメージのろ過が必要になります。 多くの画家の場合、 ろ過は鮮明化、明確化の過程をたどりますが、 それが自身のイメージから離れるならば、 桑原理早のように、 絵画はイメージの未決定そのものを捉えることになります。 ...
画廊めぐりノート | 2021.08.15 Sun 05:20
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーなつか(中央区京橋3-4)では、 新世代への視点2021 芦川瑞季展。 「新世代への視点2021」とは、 1993年より続いている 東京現代美術画廊会議主催の、 8画廊の共同開催による、 各画廊が推薦する新鋭作家の個展を開催する企画です。 会場風景。 画面はモノクロ。 奥のレイヤーは、 フォトリアルな奥行きのある空間。 手前のレイヤーに手描きタッチの事物が配置されますが、 設定された空間と事物の、 透視図的整合性はさほど考慮されず、 場があって、スケ...
画廊めぐりノート | 2021.08.14 Sat 04:43
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Hikarie8/ CUBE 1,2,3(渋谷区渋谷2-21渋谷ヒカリエ8F)では、 西崎 純個展。 会場風景。 ※左を歩く女性は画家本人。 展覧会タイトルは、ー在るがままにー。 女性をモデルとする人物画の目的は、 女性の美しさの絵画化です。 美しさは、容姿や仕草に現れる視覚情報ですが、 そのような姿形には、 若さや、年輪、内面による波動が漂うはずで、 それをも表現できてしまうなら、 それは、写真や映像では成し得ない、 絵画だけの力といえます。 西崎 純が描く女性...
画廊めぐりノート | 2021.08.13 Fri 05:15
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY枝香庵(中央区銀座3-3)では、長谷光城展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー自己を確認するー。 確かに、この事態を平面上で起こすためには、 このような手段しかないようです。 白い地に白いパーツ群が積み重ねられることで、 各々の関係による複雑な空洞が無数に生まれています。 絵画は、 空間や立体、素材感を、 平面上に錯視させるイリュージョンですが、 これらの作品は実体なので、 立体作品ともいえますが、 作品から受ける感覚的には、 実体というよりも、...
画廊めぐりノート | 2021.08.12 Thu 05:15
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Gallery-58(中央区銀座4-4)では、矢沢自明展。 会場風景。 とにかくキャンバス上に何かを描きたいという欲求から、 生まれたような絵画。 このような絵画の成り立ちに、 画家個人の意志や働きかけとは無関係な、 自然現象に近いものを感じます。 とはいえ、絵画は勝手に、自動的に描かれるのではなく、 矢沢自明が媒体になることで、 絵画という規範の元、 矢沢自明の個人的な記録となります。 キャンバス上に見え隠れする何かは、 画家の見てみたいものであり、 それ...
画廊めぐりノート | 2021.08.11 Wed 05:06
JUGEMテーマ:美術鑑賞 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、 島 州一(しま・くにいち、1935〜2018)追悼展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー言語の誕生ー。 画面では、 様々な形で区画されているというより、 色柄を持つシンプルな形が置かれています。 奥行や空間は表現されない面ですが、 単一の面ではない、 複層のレイヤーが意識されます。 地と図は出入りしながら、 画面は揺らいでいます。 それぞれの形を成す色柄は複雑ですが、 その複雑さは前面に出ることなく、...
画廊めぐりノート | 2021.08.10 Tue 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4)では、 神谷美智代 銅版画展。 会場風景。 図像がくっきり浮かび上がるので、 ミニマルなイメージがありますが、 その実、画面には奥深い複雑さがあります。 すがすがしさと、不思議さが いい塩梅で入ってきます。 全く異なる作品であっても、 子細に眺めれば、 同じ版が使いまわされていることに気付きます。 音楽で同じ旋律が、様々なシチュエーションで現れ、 その度ごとに、 異なるシーンを描くのと似た感覚があります。 版画...
画廊めぐりノート | 2021.08.09 Mon 04:40
全1000件中 801 - 810 件表示 (81/100 ページ)