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JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーなつか(中央区京橋3-4)では、 新世代への視点2021 芦川瑞季展。 「新世代への視点2021」とは、 1993年より続いている 東京現代美術画廊会議主催の、 8画廊の共同開催による、 各画廊が推薦する新鋭作家の個展を開催する企画です。 会場風景。 画面はモノクロ。 奥のレイヤーは、 フォトリアルな奥行きのある空間。 手前のレイヤーに手描きタッチの事物が配置されますが、 設定された空間と事物の、 透視図的整合性はさほど考慮されず、 場があって、スケ...
画廊めぐりノート | 2021.08.14 Sat 04:43
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Hikarie8/ CUBE 1,2,3(渋谷区渋谷2-21渋谷ヒカリエ8F)では、 西崎 純個展。 会場風景。 ※左を歩く女性は画家本人。 展覧会タイトルは、ー在るがままにー。 女性をモデルとする人物画の目的は、 女性の美しさの絵画化です。 美しさは、容姿や仕草に現れる視覚情報ですが、 そのような姿形には、 若さや、年輪、内面による波動が漂うはずで、 それをも表現できてしまうなら、 それは、写真や映像では成し得ない、 絵画だけの力といえます。 西崎 純が描く女性...
画廊めぐりノート | 2021.08.13 Fri 05:15
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY枝香庵(中央区銀座3-3)では、長谷光城展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー自己を確認するー。 確かに、この事態を平面上で起こすためには、 このような手段しかないようです。 白い地に白いパーツ群が積み重ねられることで、 各々の関係による複雑な空洞が無数に生まれています。 絵画は、 空間や立体、素材感を、 平面上に錯視させるイリュージョンですが、 これらの作品は実体なので、 立体作品ともいえますが、 作品から受ける感覚的には、 実体というよりも、...
画廊めぐりノート | 2021.08.12 Thu 05:15
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Gallery-58(中央区銀座4-4)では、矢沢自明展。 会場風景。 とにかくキャンバス上に何かを描きたいという欲求から、 生まれたような絵画。 このような絵画の成り立ちに、 画家個人の意志や働きかけとは無関係な、 自然現象に近いものを感じます。 とはいえ、絵画は勝手に、自動的に描かれるのではなく、 矢沢自明が媒体になることで、 絵画という規範の元、 矢沢自明の個人的な記録となります。 キャンバス上に見え隠れする何かは、 画家の見てみたいものであり、 それ...
画廊めぐりノート | 2021.08.11 Wed 05:06
JUGEMテーマ:美術鑑賞 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、 島 州一(しま・くにいち、1935〜2018)追悼展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー言語の誕生ー。 画面では、 様々な形で区画されているというより、 色柄を持つシンプルな形が置かれています。 奥行や空間は表現されない面ですが、 単一の面ではない、 複層のレイヤーが意識されます。 地と図は出入りしながら、 画面は揺らいでいます。 それぞれの形を成す色柄は複雑ですが、 その複雑さは前面に出ることなく、...
画廊めぐりノート | 2021.08.10 Tue 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4)では、 神谷美智代 銅版画展。 会場風景。 図像がくっきり浮かび上がるので、 ミニマルなイメージがありますが、 その実、画面には奥深い複雑さがあります。 すがすがしさと、不思議さが いい塩梅で入ってきます。 全く異なる作品であっても、 子細に眺めれば、 同じ版が使いまわされていることに気付きます。 音楽で同じ旋律が、様々なシチュエーションで現れ、 その度ごとに、 異なるシーンを描くのと似た感覚があります。 版画...
画廊めぐりノート | 2021.08.09 Mon 04:40
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Oギャラリー(中央区銀座1-4)では、古山浩一展。 会場風景。 強力な筆力があれば、 画面の上で、 自由自在に演ずることができます。 シナリオを練り、キャスティングし、演出し、 舞台装置をセッテングし、 幕が開きます。 演劇などの時間芸術に対し、 絵画は空間芸術ですが、 古山浩一の感性と力業は、 様々なものが融合された場面というより、 一気に物語へと広がります。 絵画に対する信頼が成り立てば、 抽象表現は人間の明確な別の言葉となる。...
画廊めぐりノート | 2021.08.08 Sun 04:54
JUGEMテーマ:美術鑑賞 藍画廊(中央区銀座1-5)では、みわはるき展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー幻惑の森 IIー。 単色の地に、単色の有機的な形が、 画面上半分に置かれます。 紫色の、形の輪郭線から、 画面、下方に向かって幾筋もの雫が流れ落ちています。 以上が、各作品共通の成り立ちです。 個々の差異は、 地と図の色、図の形、雫の様子です。 図は作家の意識によって形を成しますが、 雫の様子は恣意的な自然現象です。 自然現象を絵画化するために、 作家はその発生の場...
画廊めぐりノート | 2021.08.07 Sat 05:10
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ひのつみ画廊(中央区銀座1-9)では、中山智介展。 会場風景。 絵画の目的は、 画家が見た事象を、 感じた事象へ置き換える事。 その時に、 誰にとっても画家と同じく感じられるように、 美というエッセンスを顕すこと。 中山智介の作品を鑑賞する深い喜びは 画家が描いてくれたお陰で、 日常に潜んでいた美への驚きに、 素直に共感できることです。 「都会の渓谷」 雑多な街並みも、光と陰でろ過すれば、 このような奥深い造形美が見えてきます。 「鍵」 扉にぶ...
画廊めぐりノート | 2021.08.06 Fri 04:45
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房1・階段下(中央区銀座1-9)では、吉田公美展。 階段下会場風景。 彫刻を表現の手段にする場合、 実体としての何かを造らなければならないのですが、 実体になってしまった途端に、 表現ではなく、表現の結果になってしまうなら、 形として完結させてしまうことに、 リスクがあるのかもしれません。 形が完結した途端に、 作家だけの言葉ではなく、 一般的な言葉を語り始めるなら、 完結の手前のどこかでフェードアウトすることで、 余韻を残すことに意味があるよう...
画廊めぐりノート | 2021.08.05 Thu 04:36
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