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JUGEMテーマ:美術鑑賞 StepsGallery(中央区銀座4-4)では、うのぜみ2021展。 会場風景。 今回が10回目となる、 嵯峨美術大学の宇野和幸先生と 教え子たちとの展覧会。 絵画の木本小百合と写真の山崎結子との3人展です。 展覧会タイトルは、ー私的に感覚される質についてー。 まさに、抽象表現とは、 個人的に、 見えるではなく、感覚される、 形態ではなく、質の表現です。 逆に、質への直観は個人的な出来事で、 感覚で捉えるしかないとも言えます。 山崎結子は、まずは出来事を実体として...
画廊めぐりノート | 2021.07.24 Sat 04:58
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Gallery-58(中央区銀座4-4)では、石井博康展。 会場風景。 画面では、のたうつ感じの色線が 重なり、入り混じり合っています。 色種はさほど重要ではなく、 色は、そのような線の目撃者のような感じです。 画面の一部では、 色線がスクイジーされ、色面になっています。 色線は残滓として、画面を漂います。 均等に配置されたドット。 画面上での奔放な筆の動きや 色の在り様とは無関係に、 超然とした感じで、整列しています。 これらの視覚情報から 具体的な...
画廊めぐりノート | 2021.07.23 Fri 05:07
JUGEMテーマ:美術鑑賞 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、山本直彰展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーひととひとーDISTANCEー。 日本画による、ストイックな抽象表現。 色は使われず、形も最小限で、 力のこもった強い線で描かれています。 見えてくるものは多くありませんが、 画面の肌合いの深みのある複雑さで、 画面で起こっている画業に至る、 長い時間、思索と繰り返し、現れては消えた刻印が 重く漂っています。 それぞれの作品には、 黒い山型、白い台形、矩形が 画面の中央...
画廊めぐりノート | 2021.07.22 Thu 05:03
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ゆう画廊(中央区銀座3-8)では、河ハラ弘展。 会場風景。 水墨画による女性像。 水墨画としては珍しいモチーフですが、 実際に観れば、 画法とテーマの相性の良さ、 自然な成り立ちに合点がゆきます。 和紙に滲む墨から醸し出される雰囲気に、 幽玄だけではなく、 幽玄を伴う生命のほとばしりに、 画家は反応し、 黒人女性として画像化されました。 伝統的な「洗練」や「完成」とは異質な荒々しさ、 画家と和紙と墨との関係によって、 活力が吹き込まれている...
画廊めぐりノート | 2021.07.21 Wed 04:29
JUGEMテーマ:美術鑑賞 OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4)では、菊池有希子展。 和紙に岩絵具と色鉛筆で、 身近な風景を描いています。 このきれいな夜景は、なんだろうと 訝しんで観ていると、 ナイターの野球場であることが分かります。 面白いテーマです。 画家はヤクルトファンで、 神宮球場へ応援観戦に行くそうです。 ※筆者は在京の中日ファンなので、 神宮のヤクルト戦へたまに行きます。 バッター、ピッチャーだけが常に大写しになっている テレビ観戦と違って、 現場(野球場)で野...
画廊めぐりノート | 2021.07.20 Tue 04:51
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Oギャラリー(中央区銀座1-4)では、住谷美知江展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー記憶を辿るー。 画家のアトリエが大磯の海の近くにあるそうで、 日常生活は海と共にあり、 時間は海とともに過ぎてゆくようで、 画家にとっての海は、 眺めて描くモチーフではなく、 身体や暮らしの一部のようです。 ですから、海を描くことは、 画家にとっては、自身を見つめ直したり、 自身を再発見したり、 気付かされるための対話なのでしょう。 風景ではなく、 海が...
画廊めぐりノート | 2021.07.19 Mon 04:45
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿 GT2(中央区京橋3-3)では、木村繁之展。 会場風景。 人体がモチーフの彫刻は、 人の具体的な姿形を現す技術ですが、 彫刻家にとっての目的が、 姿形の再現(=造形)ではなく、 「詩」を語らせることならば、 一方で、当然のことながら、 言葉に頼ることができないなら、 言葉が滲む、佇まいや仕草、様子などを そのまま彫刻化することになります。 それが達成できたかどうかは、 観る側に、視覚情報の奥の何かが 届いたかどうかによりますが、 筆...
画廊めぐりノート | 2021.07.18 Sun 05:06
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、大島康幸展。 会場風景。 展覧会タイトルは、〜AKE FUR ーchair 2021ー〜。 人が動物の種別を見分ける拠り所は、 体表と形の総体である姿(=外見)です。 姿を体表と形に分けて認識するのは慣れない作業ですが、 このように、 「ちなみに、これが体表です」と有無を言わさない実体で 提示されれば、 それが生半可な仕事ではなく、 このような、妥協のない徹底したリアリズムで押し切られれば、 認識というもろい心の働きは、...
画廊めぐりノート | 2021.07.17 Sat 04:50
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーなつか(中央区京橋3-4)では、永野のり子展。 会場風景。 水面はそれ自体は透明な水なので、 色、形を持ちませんが、 流れが生まれたり、 周りの風景が映り込んだり、 水鳥が泳いだり、 散った桜の花が花筏(はないかだ)となったり、 「からくれなゐにみづくく」ったり、 陽光や照明を反射することで、 その時のたまたまの出来事として、 認識できる光景となります。 多くの場合、絵画における水面は、 表現したいモチーフをあからさまに描くので...
画廊めぐりノート | 2021.07.16 Fri 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALERIE SOL(中央区銀座1-5)では、佐藤和栄展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーうつぶせで空をみるー。 空を見たければ、仰向けになる。 うつ伏せだと枕しか見えません。 仰向けになれば、見えるものが見えますが、 見えないものは見えません。 うつ伏せだと、見えないものが見えてくるのかもしれません。 あるいは、違った姿で見えるのかも。 画面にたくさん描かれた白い発光体。 ここには描かれない、描きようのない、 世界と自身の関係の在り方のよ...
画廊めぐりノート | 2021.07.15 Thu 04:50
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