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JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、渡辺達正展。 会場風景。 かつて、銅版画として制作した平面作品。 それを貝殻やキャンバスボードに 貼り込んで(コラージュ)みると、 作品には新たな意味が漂い始めるならば、 それも創作行為なのでしょう。 日本の芸事、芸術には、 「見立て」という概念による手法があって、 それは、対象には手を加えず、 シュエーションや使い方、見せ方を変えることで、 対象とは異なる、仮想させたい他のものとして表現することです。 ...
画廊めぐりノート | 2021.06.26 Sat 05:00
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALERIE SOL(中央区銀座1-5)では、大隅実怜展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーきよく あたらしい まちー。 目の前に風景や、静物がある。 それは見えた通りのもののはずだけど、 見えない、 遠くや隠れたところや、 自身が立ち去った後や、 この場面と出会う前など、 見えた通りではないはずの何かの予感は、 再現という行為では表現できず、 そこに何かを置いたり消したりしながら、 その向こうを見てみようとしているようです。 そのような画家の独...
画廊めぐりノート | 2021.06.25 Fri 04:57
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房2(中央区銀座1-9)では、矢吹智子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー小さな私の部屋からー。 木版画で刷り出された等身大の 同じ姿形の少女たちが、 会場の真ん中に、三々五々といった感じで立っています。 彼女たちと一緒にこの場に居ることで、 作品からの視覚情報以外の、 空気感というか、 漏れ聞こえるつぶやきのようなニュアンスに包まれます。 壁に掛かった作品も、 少女がモチーフになっています。 木版多色摺りでしか出せない柔らかな色調と、 ...
画廊めぐりノート | 2021.06.24 Thu 05:09
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーQ(中央区銀座1-14)では、李 晶玉展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー記号の国ー。 会場の側面の大作、「Olympia 2020」。 画面から圧倒的な何かが放射され、 それは、実は、 二次元の物質に過ぎないという事実に、 絵画に潜在させ得る大きな力を実感させられます。 背景には、 ベルリン・オリンピアシュタディオンが 画面いっぱいに描かれています。 色を持たず、線のみの構成の、 ぽっかり空いた空に、「太陽」がいます。 恐ろしくフォトリアルなの...
画廊めぐりノート | 2021.06.23 Wed 05:01
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GalleryK(中央区京橋3-9)では、上野悠河展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー時に、糺そうとするー。 美しさは、 狭義なら、 「見えるモノ、コト」に対する価値観ですが、 広義では、 「聞こえるモノ、コト」からも感じ取れる価値観でもあります。 それらを意図的に純度を高めて提示する技術が、 美術や音楽だと思われます。 当然ながら、見えて聞こえる体験は、 個別の場合もあれば、同時の場合もあります。 上野悠河は、 見えて聞こえる感覚を、 映像やパ...
画廊めぐりノート | 2021.06.22 Tue 05:16
JUGEMテーマ:美術鑑賞 nca(中央区八丁堀4-3-3)では、SITES UNSEEN展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー真ん中から緑を呼び続けるー。 小野功太郎、坂本和也、畠山瑞規の3名によるグループ展です。 畠山瑞規の展示エリア。 一定の幅の帯状のものが、 巻き付き、重なり合う様子が、 恐るべき緻密さ、フォトリアルさで描かれています。 図像のたまたまの成り行きから、 ある形やある状況が見えてきます。 見えるのか、見えないのか、 それが何に見えるのか、連想させるのかは、 見る側次...
画廊めぐりノート | 2021.06.21 Mon 04:54
JUGEMテーマ:美術鑑賞 アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5)では、「MA」展。 会場風景。 同世代4人の日本画作家、 神谷 恵、田村幸帆、新井あかね、中条亜耶によるグループ展です。 それぞれの作品4点。 表現したいテーマがあって、 モチーフや場面が選ばれますが、 そこから始まり、絵に至る道筋は、 画家によって異なるので、 とっかかりのモチーフは、 それぞれのニュアンスで語り掛けてきます。 神谷 恵は ふと見かけた風景や、たまたま出会った場面に、 ...
画廊めぐりノート | 2021.06.20 Sun 05:07
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャルリー東京ユマニテbis(中央区京橋3-5-3)では、 今野治展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーSnail Trailー。 彩色した紙を素材にした、 折ったり、ねじったり、膨らませた立体作品。 彩色の段階で、立体になった状態が、 ある程度意識されたのでしょうか。 あるいは、 紙に色を塗るときは、絵画として、 立体化の時は立体作品としての、 完全に切り離された創作行為なのかもしれません。 抽象表現としての絵画が、 立体化されることで意味を持つ形となり、 ...
画廊めぐりノート | 2021.06.19 Sat 04:53
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャルリー東京ユマニテ(中央区京橋3-5-3)では、 野田裕示(のだ・ひろじ)展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー100の庭ー。 タイトル名から想定される通り、 作品は100点あり、 ザ・ギンザ スペース(56点)、 ギャルリー東京ユマニテ(44点)の2会場で、 全100点が発表されています。 作品は箱状の正面の蓋の部分が、 制作の基材になっています。 画面は水平に三分割され、 二色で塗り分けられています。 複数の色が塗り重ねられた後、研磨され、 下の層の...
画廊めぐりノート | 2021.06.18 Fri 05:01
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーなつか(中央区京橋3-4)では、 畔蒜克則(ABIRU Katsunori)展。 会場風景。 カブトムシやコガネムシなどの甲虫のモチーフが、 緻密に克明に描かれますが、 それはカブトムシやコガネムシなどの実態を 正確に表現するのではなく、 カブトムシやコガネムシなどをきっかけにして 画家の内面だけで始まる夏の物語の、 画家にとっての正確な描写です。 物語とは第三者である観る側にとっては、 意味不明な様々な図像が、 現れ出る事態に戸惑いますが、 せめて自身...
画廊めぐりノート | 2021.06.17 Thu 04:31
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