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JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALERIE SOL(中央区銀座1-5)では、高木俊宏展。 会場風景。 倉敷市玉島地区は、 江戸時代より物資の集散地として栄えた玉島港の港町。 現在も港町で栄えた往時の面影を残しています。 水面が画面の多くを占めています。 水面には風景が映り込んでいて、 くっきりとした風景に対して、 水面の風景はさざ波で細かく分断され、 揺れ動いています。 それらが緻密に再現的に描かれていますが、 近付けば、 荒っぽい筆跡が見えてきて、 「見えたと思ったこと...
画廊めぐりノート | 2021.05.23 Sun 04:51
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー小柳(中央区銀座1-7)では、杉本博司展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーOPTICKSー。 ※光学:アイザック・ニュートン 会場に入れば大きな色面の 圧倒的な美しさにしばし呆然とします。 画面内で起こっていることは、 視覚情報的には単純極まりない事象なのですが、 何故だか感動してしまうというか、 筆者の内面が色に染まるようで、 色という与条件だけで、 引き起こされたこの事態に戸惑いすら生まれます。 「単色(に見える)塗り込み系」のミニマルアー...
画廊めぐりノート | 2021.05.22 Sat 04:50
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7)では、大原裕行展。 会場風景。 身近にある食器や果物、草花を描いています。 再現的、写実的に描かれない、 モチーフから始まるストーリー。 選び出し、組み合わせながら配置し、 描き始めると、 見えたことは見たいことに徐々に変わってゆくのでしょう。 画家のモチーフへの愛着は、 その色形の名残として画面に漂います。 画面全体で穏やかで丁寧な日常を思わせます。 そこには「静物を描いた」静物画を超えた魅力があります。 ...
画廊めぐりノート | 2021.05.21 Fri 04:51
2021年5月15日(土)より、豊福知徳展を開催しております。 みぞえ画廊福岡店では、3回目の個展となります。 5月18日は、豊福知徳先生の命日でもあり、3回忌となる本年から来年にかけて、各美術館でも氏の名前を冠したコレクション展が開催(※緊急事態宣言により中止や延期の可能性がございます。)されます。 初日は、新館にて、ドキュメンタリー映画「TOYOHUKU」を上映いたしました。 足元の悪い中、定員数いっぱいにお集まりくださいました。 上映会後の、福岡県...
みぞえ画廊 スタッフブログ | 2021.05.20 Thu 15:45
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房1(中央区銀座1-9)では、小林俊哉展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーA landscapeー。 DMの、青空をバックにした黄色い草花の写真から、 勝手に想像していた展覧会の様相とは全く異なる、 モノトーンの鉛筆画。 このギャップが作家の「創作」の部分なのでしょう。 風景は様々な要素で成り立っていますが、 記憶に残るのは、 看板や花、通学中の子供たちなど、 印象的なパーツが核になっていて、 その周囲は茫洋としていますが、 小林俊哉はそんな茫洋の方を...
画廊めぐりノート | 2021.05.20 Thu 04:55
JUGEMテーマ:美術鑑賞 巷房2・階段下(中央区銀座1-9)では、志村美保子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーMysterious Waysー。 温かくおおらかな作風。 何を描いたのかが、わかるかわからないかあたりまで、 単純化され、ディフォルメされています。 単純化され、ディフォルメの途中で、 作家の造形も参加しますので、 単なるミニマルアートとは趣が異なる、 不思議な情念が漂っています。 作家はあるものへの関心が芽生え、 そこから異なる表情を引き出します。 作家の視点は作品とな...
画廊めぐりノート | 2021.05.19 Wed 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 銀座K's Gallery(中央区銀座1-13)では、鴨下葉子展。 会場風景。 線の動きは、形を成さないまま、 軌跡として画面に残された感じ。 ささやかなニュアンスを浮かび上がらせるため、 色の強さや種類は抑えられています。 太い、細い線が引かれたことで、 画面には画像がありますが、 この前後の出来事や場所へと意識が誘われます。 とりとめのないことが、 観る側をも引き込むことは、 困難なはずなのに、 とりとめのなさの魅力が絵画になっている不思議。 そ...
画廊めぐりノート | 2021.05.18 Tue 05:10
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 C(中央区京橋3-9)では、馬場京子展。 会場風景。 日常の風景の一コマが、 画家の「ああ、この感じを描きたい」が、 薄れる前に、 ささっと描かれています。 作品には画家が 得難く感じた 面白く思った ある場面の、エッセンスが漂っています。 「こんなことを見たよ」 と話してもらう代わりに 絵にしてしまえば、 言葉とは異なる広がりが生まれる。 そんな印象でした。 公園 誰もいない 噴水 ベンチ ...
画廊めぐりノート | 2021.05.17 Mon 05:16
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 B(中央区京橋3-9)では、高田理美展。 会場風景。 日中なら陽光、夜間なら照明によって 見えてくるもの、 浮かび上がるものというより、 陽光、照明そのものを描いているところが、 この作家の個性です。 陽光、照明が目に入ると、 眩しさを感じますが、 それは匂いや音と同じく、受け取る感覚なので、 その絵画化は感覚の色形への置き換えとなります。 画家が美しい光の場面に出会えば、 その美しさを絵画として残したくなり、 絵画は一つの映像として...
画廊めぐりノート | 2021.05.16 Sun 05:26
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー麟(中央区京橋2-6)では、新谷圭子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーmaruとkurukuruー。 マルとクルクルで他の何かを象徴や暗示をさせたり、 単純化させたのではなく、 作家は純粋にこの色形が作りたかったのだなと、 筆者は勝手に思います。 作家にとってのマルとクルクルはどうあるべきなのか。 筆と絵具でキャンバスに描くマルとクルクルは 作家のマルとクルクルではなく、 正しい在り方への思索の結果、 マルとクルクルは実態となり、 画面上で踊り跳...
画廊めぐりノート | 2021.05.15 Sat 04:49
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