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JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 B(中央区京橋3-9)では、高田理美展。 会場風景。 日中なら陽光、夜間なら照明によって 見えてくるもの、 浮かび上がるものというより、 陽光、照明そのものを描いているところが、 この作家の個性です。 陽光、照明が目に入ると、 眩しさを感じますが、 それは匂いや音と同じく、受け取る感覚なので、 その絵画化は感覚の色形への置き換えとなります。 画家が美しい光の場面に出会えば、 その美しさを絵画として残したくなり、 絵画は一つの映像として...
画廊めぐりノート | 2021.05.16 Sun 05:26
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー麟(中央区京橋2-6)では、新谷圭子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーmaruとkurukuruー。 マルとクルクルで他の何かを象徴や暗示をさせたり、 単純化させたのではなく、 作家は純粋にこの色形が作りたかったのだなと、 筆者は勝手に思います。 作家にとってのマルとクルクルはどうあるべきなのか。 筆と絵具でキャンバスに描くマルとクルクルは 作家のマルとクルクルではなく、 正しい在り方への思索の結果、 マルとクルクルは実態となり、 画面上で踊り跳...
画廊めぐりノート | 2021.05.15 Sat 04:49
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY.b.TOKYO(中央区京橋3-5)では、鈴木志歩展 。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーわすれものー。 「わすれもの」 そこに置かれているもの。 それは、 意図的にそこに置きっぱなしにしたのではなく、 不注意で置き忘れたもの。 それは「できごと」でもありそうです。 鈴木志歩は、 身近にあったモノがふと目に留まった時、 そこから何かの「わすれもの」へと、 色や形が有るような、無いような、 答えが有るような、無いような、 思索が始まります。 ...
画廊めぐりノート | 2021.05.14 Fri 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5)では、篠田守男展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー構造主義としての彫刻ー。 アルミや真鍮による立体作品。 多くの小さなパーツが組み合わされ、 独特な世界観が生まれています。 均等に並ぶ円柱により、 薄い板材が層を成して浮遊する様子は、 古代遺跡をも思わせる巨大な建造物を連想させます。 パーツ群はぴんと張った多くのワイヤーで結ばれ、 ここに在るものは、 自然現象の結果ではなく、 人為的な構造物であることが示...
画廊めぐりノート | 2021.05.13 Thu 06:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャルリー東京ユマニテ(中央区京橋3-5-3)では、 サイトユフジ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーC - Canisー。 ※Canis:犬属 使われている色は、青と淡い黄色。 描かれているのは犬。 犬は再現的に描かれていますが、 表現の目的は、 姿形の再現にとどまらないことは、 自然と予感されますが、 それでは、何が表現されたのだと、 あるいは、観る側(筆者)は何を受け取ったのかを、 自問すれば、 容易に結論に行きつきません。 オオカミが家畜化され、 人...
画廊めぐりノート | 2021.05.12 Wed 05:02
JUGEMテーマ:美術鑑賞 国立新美術館(港区六本木7-22)では、第97回 白日会展。 会場風景。 三回目(最終回)は風景画の紹介。 一般的に「絵になる」風光明媚な場所や、街並み、建物でなくても、 画家が選び取り、絵画にすることで、 「絵のなる」はずだった美しさに気付かされます。 マザーフッド 亀山裕昭 会員 平滑に塗り込まれたピンク色の空。 淡い色が自由に使われた手前の風景。 画面から漂う、日常の奥の非日常の空気。 ゆったり気分で夢心地 関口雅文 ...
画廊めぐりノート | 2021.05.11 Tue 05:15
JUGEMテーマ:美術鑑賞 国立新美術館(港区六本木7-22)では、第97回 白日会展。 第一室会場風景。 筆者独断のセレクト作品の紹介。 二回目は人物画です。 白い壁を背景に、 白いワンピースを着て立つ若い女性。 画面の中央に赤い一輪の薔薇。 写真そのままのスーパーリアリズムとは次元の異なる 画家の目が見えたことに対する、 確信的な写実。 はじまり 河野 桂一郎 会員 ・内閣総理大臣賞 この作品が筆者のmy most favorite。 上の作品は白い壁に白いワンピース...
画廊めぐりノート | 2021.05.10 Mon 04:42
JUGEMテーマ:美術鑑賞 国立新美術館(港区六本木7-22)では、第97回 白日会展。 第1室 会場風景。 昨年は展示まで終えたものの、 美術館の休館延長により、一般公開が急遽中止となったので、 2年ぶりの開催となりました。 引き続き、春陽展、光風会展も無事開催となりましたが、 国展は東京都の緊急事態宣言によって、 残念ながら2年連続で中止となってしまいました。 さて、白日展は自他共に認める「具象系の雄」なので、 作品は「写実」がほとんどとなります。 ...
画廊めぐりノート | 2021.05.09 Sun 04:57
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ホワイトストーン・ギャラリー(中央区銀座5-1-10)では、 西村達也展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーThe CATS !!ー。 アートとデザインは結果(作品)ではなく、 制作目的によって区分けされると思います。 視覚情報の用途が明確で、 その用途を満たすための機能を備えることが 制作目的ならば、デザインと認識されます。 例えば、ミニマルアートとピクトグラムの違いでしょうか。 西村達也の作品は、 図像的には抽象化され、装飾的なので、 グラフィックデザインに...
画廊めぐりノート | 2021.05.08 Sat 04:54
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ホワイトストーン・ギャラリー(中央区銀座6-4-16)では、 前川 強展。 会場風景。 戦後の前衛美術の大きな潮流として、 「もの派」と「具体」を並べて語ることがありますが、 「もの派」は美術活動における動向名で、 「具体」は、具体美術協会というグループ名の略称です。 「具体」のアイデンティティは、 「人の真似をするな。今までにないものをつくれ。」なので、 美術における「今までにないもの」の思索と その実践が創作活動となります。 嶋本昭三は絵具を...
画廊めぐりノート | 2021.05.07 Fri 05:10
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