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JUGEMテーマ:美術鑑賞 OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4)では、渡辺美弥展。 会場風景。 展覧会タイトルは、−Vent−。 ※穴、出口、排出・・・ 具体的な何かの姿形をそのまま描くのではなく、 そもそも姿形、様子のような、 視覚的に認識できるモノ、コトを描くことでは、 作家の表現したいことが追い付かないならば、 画面の中だけで、 画面の中だけの、 新しい場面を生み出すことになります。 美術が表現という前提で制作されたならば、 その場面は、表現される側にも、 開かれ、語り掛ける...
画廊めぐりノート | 2021.05.04 Tue 04:37
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Oギャラリー(中央区銀座1-4)では、 高橋文子・鈴木紗綾香展。 会場風景。 ともに銅版画による抽象表現ですが、 同一会場に並置されることで、 共通点と差異が浮かび上がり、 それぞれの特徴がくっきりしてきます。 それぞれが自然の中のある場面ですが、 鈴木紗綾香は、 その中で動き、変化、誕生や雲集霧散などの ゆったりした時間、流れを、 それを体現しているパーツに仮託させています。 一方で高橋文子は、 場面そのものを舞台装置のように組み立て、 そこで流...
画廊めぐりノート | 2021.05.03 Mon 04:50
緊急事態宣言発令の前日 上野の東京国立博物館で開催されている 『特別展 国宝鳥獣戯画のすべて』に行って参りました( ̄▽ ̄)ゞ ・・・ええ 滑り込みセーフです(苦笑) と その前に 折角 上野に行くのだから 納め忘れていたお札を持って 徳大寺さんへ寄り道。 アメ横は 駆け込み需要なのか かなりの人混みでしたが 徳大寺さんの境内は 静かなものです。 そして 行きしなにある 上野東照宮さんにもお参りへ。 ぼたん苑が開催されています(^^) 手水屋にはお花が生けられていました。 境内は ボ...
必死!仕事人!? | 2021.05.02 Sun 15:18
新緑が目にあざやかな季節となり、画廊の庭の薔薇も優美な香りと共に咲き誇ってまいりました。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。さて、みぞえ画廊では「ゴールデンウィーク大感謝祭」と題して、日頃よりご愛顧をいただいておりますお客様へ感謝を込めて、版画、素描を中心に、現代・物故・海外作家など、幅広いジャンルの作品をお求めやすい価格にて展示いたしております。ご自身へのご褒美や「母の日」のプレゼントとして逸品の贈り物にいかがでしょうか? 〈主な出品作家〉 ...
みぞえ画廊 スタッフブログ | 2021.05.02 Sun 10:07
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿 GT2(中央区京橋3-3)では、うじまり展。 会場風景。 展覧会タイトルは、−Your happiness is my happiness−。 木製パネルに張った雲肌麻紙に、 岩絵の具で描いています。 筆による手描きだとはにわかに信じ難い 緻密さです。 画面には、「心をこめた手仕事」感が漂っています。 画像的にはシンプルで、無数の小さな球体が集まり、 大きな一つの球体を成している様子です。 一つ一つの球体は、 打ち上げ花火のような精巧な密度を持ち、 その密度は、 「生...
画廊めぐりノート | 2021.05.02 Sun 04:39
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、服部知佳展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーMy room becomes the seaー。 モチーフは海洋に生息する生物。 絵画的再現性は考慮されず、 海に生まれ、そこで生命を維持する営みを、 綺麗で微妙な色調と、柔らかくシンプルな形態で 描いています。 画家は海洋生物を描きたかったのではなく、 描きたかった何かは、 海洋生物の海洋生物らしさに親和性があったのでしょう。 魅力的な状況は、多くの場合非日常的ですが、 一旦絵画に...
画廊めぐりノート | 2021.05.01 Sat 04:40
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7)では、五十嵐 靖展。 会場風景。 モチーフの多くは、身近なモノです。 モノを描いた具象画は静物画と呼ばれますが、 どうも、その呼び方に違和感があります。 多くの静物画は、静物を描きながら、 置かれた部屋の空気感や情景などを、 暗示として漂わせますが、 五十嵐靖はモノだけを描いているようです。 描かれたのは、 モノが置かれた場ではなく、 モノが配置された美的面白みではなく、 モノが体現している価値観や情念。 ...
画廊めぐりノート | 2021.04.30 Fri 05:01
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ポーラ ミュージアム アネックス(中央区銀座1-7)では、 ポーラ ミュージアム アネックス展2021。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー自動と構成ー。 過去に、公益財団法人ポーラ美術振興財団での 在外研修に対する助成に採択された若手芸術家の中から、 上田暁子、倉和範、花房(鈴木)紗也香、山本しほり の4人展。 上田暁子は、今この瞬間見えている事象は、 次の刹那に変わるという予感を描いているようです。 山本しほりは、描き続ける行為と喜び、そこで流れる時...
画廊めぐりノート | 2021.04.29 Thu 04:39
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーQ(中央区銀座1-14)では、高嶋英男展。 会場風景。 陶による人物像。 細身パンツを穿いていて、 上半身のコバルト絵具で絵付けされた金縁白磁の、 工芸品的伝統的な装飾性で、 異様な雰囲気が漂います。 顔は空洞の壺で、 黒い闇の穴を正面に向けいています。 各パーツが寓意に富んでいますので、 様々な見方ができます。 壺中の天(こちゅうのてん)とは、 俗世間とは異なった別天地、別世界のこと。 人は他人に空洞を見てしまい、 驚いた後に、...
画廊めぐりノート | 2021.04.28 Wed 04:49
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9)では、李ウンジュ展。 会場風景。 キャンバス上に、筆で絵具を塗り重ねてゆくと、 かつての絵具という物質は、 具体的な図像として認識され、 絵具の物質性は意識から離れますが、 李ウンジュの糸による平面作品のイメージは、 糸の物質性をも引き込んでいて、 鑑賞は、実態(糸)と図像を行き来することになり、 観る側の内面でハレーションが起こる そのような状況を味わうことになります。 これらの糸による平面作品は、 描かれて...
画廊めぐりノート | 2021.04.27 Tue 04:47
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