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JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、河原朝生展。 会場風景。 静かな画面です。 特定な何かを描かれているのに そこで静かな空気が流れているのは、 不思議な感覚です。 ある世界のある場面が描かれています。 その世界は見覚えがあるようで、 「いや、あなたは初めて見たのです。」 と言われて困惑する感覚です。 絵画は淡々とち密に描かれますが、 実は何も説明されていないので、 観る側と絵画の間の距離が意識されます。 それでもこの作品の中に入りこみた...
画廊めぐりノート | 2021.04.07 Wed 04:55
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALERIE SOL(中央区銀座1-5)では、柏木 弘展。 会場風景。 蜜蝋による染色作品。 染め物といえば着物の意匠の江戸小紋が連想されます。 これらの作品も反復が基調になっていますが、 反物意匠の文様と異なり、 繰り返される文様美は、 作家にとってのアートの種子の一つに過ぎませんので、 ディフォルメされた個性が配列され、 動きのある集合美が生まれています。 格子や縦のストライプ(薩摩縞)は、 崩れて境界が曖昧になり、 地に滲み広がり、 抽象...
画廊めぐりノート | 2021.04.06 Tue 05:15
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ポーラ ミュージアム アネックス(中央区銀座1-7)では、 柏原由佳展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー1:1ー。 画家が何かを描きたくなった時、 気になった風景がその何かそのもの場合がありますが、 ※これが大半です。 風景がその何かを感じ、意識する きっかけ、手掛かりになることもあるのでしょう。 その場合、描かれた風景は、 画家が感じ、意識したことという 本来見えないことが露わになった様子となります。 そのように作品の鑑賞は、 描かれた風景を...
画廊めぐりノート | 2021.04.05 Mon 05:15
今年は例年より、桜や藤の開花が早いようです。 いかがお過ごしでしょうか。 みぞえ画廊 福岡店では現在、城ヶ?悟展「こころという空に」を開催中です。 実に5年ぶりの個展開催となりました。 しかしそれはブランクではなく、作家自身の考えを温める時間でもありました。 会場に並んだ作品は、どれも充実していて、それを如実に裏付けていました。 3/28〜31は、城ヶ?悟先生が在廊されました。 先生の気さくなお人柄は、作品の雰囲気そのままという感じがします。 ...
みぞえ画廊 スタッフブログ | 2021.04.04 Sun 18:05
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GalleryK(中央区京橋3-9)では、 ピュシス&ロゴス展 Part1。 ※自然(ピュシス)言葉(ロゴス) 会場風景。 大矢 享、外山雄太、戸張 花の3人展。 戸張 花の展示エリア。 ※アルミ脚立が作品の一部なのか、 (恐らく照明の調整のために) たまたま置かれている備品なのかは不明ですが、 筆者は備品と認識します。 鉄が鉄として最も露わになる状況を キューブな立体として出現させ、 その状況の空間への漂い方を、 二次元で刷り取った感じです。 ...
画廊めぐりノート | 2021.04.04 Sun 05:01
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 F(中央区京橋3-9)では、三堂信博展。 会場風景。 CG(computer graphics)です。 よくできてるなあ、という感想。 CGで別の何かのバーチャル・リアリティを目指すのではなく、 CGでオリジナルを構築してしまう驚き。 絵画は、 キャンバス上に絵具を筆で直接塗り付ける行為の結果なので、 作品の表面は、 そこが見所ではないものの、 絵具や、コラージュされた紙という 物質による凹凸が現れます。 では、 絵具を筆で直接塗り付ける行為や、 紙...
画廊めぐりノート | 2021.04.03 Sat 04:56
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 e(中央区京橋3-9)では、山本あヤ展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー不思議の国のアリスたちー。 目の前の作品or商品は、 それが、 クラフト(人形)なのか、アート(オブジェ)なのかは、 どのように意識されるのかというと、 (恐らく)作品or商品の制作の目的及び効果が、 観る側にとって明確ならば、 観る側にとってはクラフト(人形)で、 明確でなければ、アート(オブジェ)なのではないだろうかと、 思われます。 ということで、「これは何だ...
画廊めぐりノート | 2021.04.02 Fri 05:05
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー檜 B(中央区京橋3-9)では、関谷あゆみ展。 会場風景。 画面の上では形は造られず、 場面の状況も示されず、 ただ絵具による出来事が追求されています。 絵具は彩色のためのツールですが、 色の奥にある物質感を働かせれば、 イリュージョンとしての画像ではない、 物質の振る舞いそのものが可視化されます。 観る側は、 目の前にあることが、 画家自身の自己表現だとする枠組みから解放され、 絵具の出来事の瞬間に立ち会う。 そんな印象でした。 ...
画廊めぐりノート | 2021.04.01 Thu 04:45
JUGEMテーマ:美術鑑賞 nca(中央区八丁堀4-3-3)では、SMALL.展。 会場風景。 ギャラリー取扱の9作家による、 小品を中心にしたグループ展。 作品が制作される場合、 表現上、あるいは商品として、 適切なサイズが適宜選ばれると思います。 大作と小品の関係はどうでしょうか。 小品は大作の一部が切り取られるのか、 大作が縮小されるのか、 あるいは、 大作と小品とはそもそも異なる美的感性で成り立っているのかは、 作家のみ自覚できる感覚と思われます。 ・具象 タワン・ワトゥヤ=動...
画廊めぐりノート | 2021.03.31 Wed 04:52
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALLERY.b.TOKYO(中央区京橋3-5)では、大橋俊介 個展。 会場風景。 同じ太さ、長さの色線が、うねうねと引き重ねられています。 特定の形を成さず、 奥行きや空間、中心、周辺が示されず、 画面は何かの説明や再現ではなく、 描き続けた反復行為の痕跡の場になっています。 画面は画家の個人的語りの場になっているのですが、 過剰に大声にはならず、 観る者を受け入れるなにものの、拒むことはありません。 それは楽し気で、 明るくドライな色彩やタッチによ...
画廊めぐりノート | 2021.03.30 Tue 05:20
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