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JUGEMテーマ:美術鑑賞 Oギャラリー(中央区銀座1-4)では、鈴木吐志哉展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー惑星の家ー。 木版画による抽象表現。 画面に大きな形が置かれています。 それが何なのか、 何と何なのか、 かつて何であったのか、これから何になるのか、 ヒントも手がかりも無いのですが、 きっと何かであるに違いないという、 予感があって、 それが絵画との対話の実感のようです。 形の表面は複雑な様相で、 実態というより、イメージが醸成されてゆく 容器のようで、 そ...
画廊めぐりノート | 2021.03.20 Sat 04:50
JUGEMテーマ:美術鑑賞 art space kimura ASK?(中央区京橋3-6)では、 富田勝彦作品展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー芳麗ー。 上の写真の、満月をあしらった黒暖簾(のれん)をくぐり、 奥の展示室に入れば、 暗闇の中に、満開の桜「麗−滝桜」が、 妖しく浮かび上がっています。 絵画鑑賞には照明が必要ですが、 発光塗料で描けば、 このように暗室での鑑賞が可能となり、 非日常的な空間、時間を体感することになります。 作家のご厚意で通常の...
画廊めぐりノート | 2021.03.19 Fri 04:55
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ホワイトストーン・ギャラリー(中央区銀座6-4-16)では、 金丸悠児展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ー有機的な町ー。 人々が長い時間かけて限られたエリアに集まって住む。 家は集落になり町になる。 その土地の風土が自然と表現されて、 町並みが総体として個性を持ち、美しさへと至ります。 典型的な実例として、 イタリアのトスカーナ、ウンブリア地方の 山の上に築かれた都市(山岳都市)が思い浮かびます。 金丸悠児の「有機的な町」シリーズを観ている...
画廊めぐりノート | 2021.03.18 Thu 05:12
JUGEMテーマ:美術鑑賞 StepsGallery(中央区銀座4-4)では、鈴木純子展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーなめとこ山の熊ー。 会場に入れば、 熊が主人公の童話がテーマの、 インスタレーションのような、 素朴で牧歌的な雰囲気が漂っています。 それを体感することで終わって、 ほんわかした気分で会場を後にしてもいいのですが、 制作背景やモチベーションに深入りして、 なぜこの素材でこのモチーフが選ばれているかを知れば、 作品との接し方、感じ方が変わってきます。 「なめとこ山の熊...
画廊めぐりノート | 2021.03.17 Wed 05:05
JUGEMテーマ:美術鑑賞 Gallery-58(中央区銀座4-4)では、野口崇弥展。 会場風景。 人物像というより、 人物の表面の一部をパーツ化して、 極大化、変形、組み合わせ、反復させ、描いています。 かつて人物の一部だったものは、 形態の類似性だけを残して、 全く別の画像に成り代わっています。 さて、人と接した時の関心が向かう先は、 いわゆる第一印象は、 表情や仕草、服装、髪形などの表に現れる部分です。 一方で、物質としての人体は、 骨、筋肉の上に皮下脂肪、表面を皮膚で覆...
画廊めぐりノート | 2021.03.16 Tue 05:23
JUGEMテーマ:美術鑑賞 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、永原トミヒロ展。 会場風景。 風景画を描くモチベーションは、 出会った風景、景観、場面に美的魅力を感じ取り、 それを、二次元の絵画というスタイルで、 画家なりに再現したいというもののはずですが、 永原トミヒロの作品を観ていると、 風景の中の再現したくなることは、 美的魅力というより、 引き出された風景の奥に隠れた表情、 あるいは捉え直された表情といった趣です。 画面に描かれたのは、 大阪、岸和田近辺の風...
画廊めぐりノート | 2021.03.15 Mon 05:05
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿 GT2(中央区京橋3-3)では、小原 馨展。 会場風景。 穏やかだけど、複雑で深みのある色合いの地に、 か細い白線でシンプルな文様が描かれています。 場所や時間と、 そこでの動きや会話。 「子供の時間」というシリーズの一連の作品群は、 子供たちのいる日常の場面の 様々な要素が織りなす偶然を、 トーンやリズムとして捉え、 小さな宇宙を描いています。 子供のいる情景では、 暖かい光と風が、柔らかく優しい。 そんな印象でした。 ...
画廊めぐりノート | 2021.03.14 Sun 05:26
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、 望月通陽(もちづき みちあき)展。 会場風景。 キャンバスや紙に直接描くドローイングと異なり、 染色、藍染、型染などの間接的な画法により、 画家と作品との間に、 言語に近い思考の存在が感じられます。 一気に自由に描き上げるというより、 表現における約束事を定め、 その枠内で様々な思いを統合してゆき、 簡潔な表現の中に深みを持たせています。 観る側に、 少ない情報から多くを感じ取ることのできる喜びが 用意されて...
画廊めぐりノート | 2021.03.13 Sat 04:47
JUGEMテーマ:美術鑑賞 GALERIE SOL(中央区銀座1-5)では、廣本佳菜展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーその日の花を摘めー。 2枚組、3枚組など、連作が多くを占めています。 異なる色の布地に シルクスクリーンで主に人物の、黒い画像を刷り、 刺繍でアクセサリー的点景を加えています。 モノクロの図像と、 色と素材感を持つ実体としての刺繡糸。 その対比だけで、 何かが活性化し、ある雰囲気が生まれす。 無意識に流れてゆく日常のなかで、 人とは別の時間軸で存...
画廊めぐりノート | 2021.03.12 Fri 05:16
JUGEMテーマ:美術鑑賞 ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7)では、カジ・ギャスディン展。 会場風景。 展覧会タイトルは、ーSound by Kazi Ghiyasuddinー。 画面全体が同じタッチで埋め尽くされる オールオーヴァーな抽象表現ではなく、 たくさんの、形や、文様、図像が、 意味ありげに、あるいは何かの再現、解説のように、 選ばれ、作られ、配置されています。 とはいえ、 観る側はそのような予感だけがぽっと生まれたあとは、 作品名のない作品の前で、 少し困惑の時間を過ごします。 展...
画廊めぐりノート | 2021.03.11 Thu 05:31
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