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スポーツの名言
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名アスリートたちの言葉、
あるいは名アスリートたちを見つめた人たちの言葉。
あらゆるスポーツをテーマに、その激しさのなかに
生まれた名言を綴っていきましょう。
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折れない心。

WBCスーパーバンタム級暫定王座決定戦、何と5度目の挑戦で世界王座を 手にした同級2位、西岡利晃選手を讃えた元WBC世界スーパーフライ級王者 川嶋勝重氏の言葉です (15日の『ボクシング4大世界タイトル3時間ぶち抜きSP!!』) 報道で確認していないのですが、5度目の挑戦での世界制覇って、例があったので しょうか。オーソドックスでスピードがあって、切れのいいボクシングでした。 私も「書く」ということに限っては折れないで生きてきたと言えるのですが、 折れない強さ、まだまだもっと身につけていきたいです。足りな...

いいコトバ | 2008.09.26 Fri 00:04

結局、野球は「心」なんです。

巨・神20回戦の敗戦の後、阪神タイガースの1番打者・赤星選手が言った言葉です (昨夜の巨人・阪神22回戦実況)。 首位決戦の初戦、自分達は心で負けたのだという意味です。さて、昨日の伝統の 一戦、4番金本の2本の本塁打で先制されながら巨人が大勝したのは、中盤5回に エース上原に代打を送った指揮官・原辰徳の決意=心があったからではない でしょうか。この言葉、「結局、」の後に、実は全ての人生の事象が入る。 そんな気がします。そうです、 結局、人生は「心」なんです。 JUGEMテーマ:スポーツの名言

いいコトバ | 2008.09.22 Mon 00:25

神様は、超えられない試練は与えない。

パラリンピックで得意の背泳ぎが廃止され、「もう水泳はやめようか」と思った 秋山里奈さんは、友人のこの言葉に立ち直るきっかけを与えられました (8月25日の『朝日新聞』夕刊)。 そして自由形で北京を目指す決意をし、見事日本代表に選ばれたのです。 何万人、何百万人に一人のアクシデントに見舞われながら、想像もつかない 精神力で試練を乗り越える方々がいます。だからこそこの言葉は真実味を持って 私たちに迫ります。私なりに一睡もできないような試練はありましたが、 少なくとも、愚痴を言ったり相談できるレベル...

いいコトバ | 2008.09.09 Tue 00:49

今。

8月15日の北京五輪女子バレーボールのキューバ戦を前に、相武紗季さんの 求めに応じて栗原恵さんが色紙に書いた言葉です。 残念ながら結果はストレート負けでしたが、これは血のにじむような過去の 練習も試合後の結果も考えず、ただ「今」を懸命に生きるという決意だったので しょう。改めてこう言われると、自分がいかに「今」を思い、「今」に感謝し、 「今」を懸命に生きるのに遠いかに気づかされます。そして、過去の悔いや栄光に とらわれない潔さと、先の結果を思い煩うことの無意味さを知るのです。 凡庸な自分を感じ...

いいコトバ | 2008.09.03 Wed 00:03

努力していれば必ず神様が降りてくる。

PL学園1年生だった83年夏、優勝した当時を振り返って語った 桑田真澄さんの言葉です (3日の『朝日新聞』朝刊/天声人語)。 大阪予選の途中から投手に転向した桑田さんはカーブが曲がらなかった のですが、その時、臨時コーチを務めていた故清水一夫さんは、こう 言ったそうです。「大丈夫。甲子園に行ったらカーブは曲がる。」 その予言通り桑田さんの投じた初めてのカーブは大きく曲がりました。 人は誰も、降りてくる神様を待つ権利がある。 JUGEMテーマ:スポーツの名言

いいコトバ | 2008.08.30 Sat 01:37

オリンピックは、目指したことに意味がある。

これは、北京五輪「新体操」で健闘した日本女子チームのドキュメントの後で 司会の藤原竜也さんが言った言葉です (8日の『スポーツ大陸』)。 「自分を乗り越えてチームとしてまとまる。」互いにライバルでもある多感な 少女たちが、自分とチームという相反する目標を目指して葛藤し涙を流しながらも 向かって行く様は、オリンピックを目指すという運命の過酷さを物語っていました。 日本選手団の選手数339人、それは五輪の夢を手にした339人でもありました。 しかしそこには、五輪の栄光を目指した想像を絶する339の物語が...

いいコトバ | 2008.08.25 Mon 07:28

勝っておごらず、負けて腐らず。

北京五輪競泳男子200メートルバタフライ、日本新記録で銅メダルを手にした 松田丈志選手が20年共に歩んだ久世コーチと大切にしていた合言葉です (13日の『朝日新聞』夕刊)。 毎日、熱戦が続く北京五輪。いいコトバはきりがありません。 でも、当たり前だけどスポーツで生まれる言葉って、そのまま人生の 指針なんだなぁ。この表現、人間の2つの弱さを戒めている点が凄い。 負けてばかりの人生でも、くじけず栄冠をつかむ人間がいます、凄い。 そんな才能に恵まれていなくても、この言葉は万人の人生に力をくれます。 JUG...

いいコトバ | 2008.08.19 Tue 00:04

下がって負けたわけじゃない。最後まで前に進んだ。

北京五輪柔道女子78kg超級銀メダルの塚田真希さんが、正に金メダルを逃した 瞬間にNHK解説者の篠原信一さんが言った言葉です。バーミンガム世界選手権・ 100kg超級・無差別級優勝の篠原さんの言葉だから重みがありますね。 あと8秒で逆転負けを喫した時は信じられないという思いでしたが、直後の 篠原さんのこの言葉、潔くて気持ちよかった。過去の努力を賞賛する ステレオタイプな表現じゃなくて、格闘技の真髄を突いたような視点に筋が 通っていて、そして何より私自身までが励まされたのです。 前に進んでいたからこそ、だ...

いいコトバ | 2008.08.18 Mon 00:05

自分にできると言い聞かせれば、何でもできる。

北京五輪競泳男子百メートルバタフライで今大会7冠を達成した表彰式で紹介 されたマイケル・フェルプス選手の言葉です。その前には「たとえ君は何も できないと言われても」という前置きがありました。 “信じる力”のパワーを 彼は、世界が注目する舞台で証明し続けています。フェルプスは地球人ではない、 なんて冗談を耳にしますが、並外れた人間は地球人に大切なメッセージを伝える ために存在しているという実感もあります。しかし私にとってこの言葉は目標で しかない。代わりにもう一つの熱戦から一言。夏の甲子園ベスト8、...

いいコトバ | 2008.08.17 Sun 00:50

故障しないまま突っ走っていたら、いまの自分はなかった。

北京五輪競泳男子100メートル平泳ぎ、世界新の58秒91で2大会連続の 金メダルを獲得した北島康介選手のレース後の言葉です (昨日の『朝日新聞』夕刊第一面トップ)。 2冠を果たしたアテネ五輪以降、虚脱感に苦しみ、昨年以来、太ももの肉離れ、 肩痛と負傷が続きました。天才と呼ばれるこの男、実は平井コーチと出会った時、 体力測定が平均以下の体の硬い少年で、取り柄は「素直に努力する姿勢」だけ。 なんだ、天才でも何でもないじゃないか。逆境をバネに、と言うけれど、それを オリンピックで達成するなんてね。人間の持...

いいコトバ | 2008.08.12 Tue 00:09

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