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2015年から自身の勉強のためにブログ『肺癌勉強会』を作成/運用しておりましたが、諸事情により「はてなブログ」へ移転しました。 新しいURLは キュート先生の『肺癌勉強会』 (https://lk.hatenablog.jp/) となります。 医学の道を志してから20年以上経ちますが、肺癌、COPD、気管支喘息、肺炎などの呼吸器疾患で困っている患者さんは大勢いらっしゃり、呼吸器の医師は大学でも市中病院でもいつも忙しそうに働いているのを見てきました。わたくしもこの10年以上「呼吸器内科」を専門に診療に当た...
肺癌勉強会 | 2020.05.27 Wed 14:29
先日、広島大の岡田守人先生がClinical Cancer Research誌に報告されました日本での2次治療以降の悪性胸膜中皮腫に対するニボルマブについての本邦での研究「MERIT試験」の結果「Clinical efficacy and safety of nivolumab: results of a multicenter, open-label, single-arm, Japanese phase 2 study in malignant pleural mesothelioma (MERIT)」(Clin Cancer Res 2019)について勉強しました。 現状、手術不能悪性胸膜中皮腫症例の治療戦略に難渋してしまうことが多いです。免疫治療の本邦でのデータは重要度が高いものと...
肺癌勉強会 | 2019.08.09 Fri 07:06
本格的に「肺癌勉強会」のTwitter発信(@cutetanaka)を行っています! この1週間で発信した情報についてまとめました! 【AI問診は外来の人手不足の救世主となるか?】 #日経メディカル #長野中央病院 →2019年4月に「Ubie」導入 →導入で予備問診まで40分ほどあった待ち時間はほぼゼロ →看護師スタッフを看護師しかできない他の業務に当たらせられるようになった https://twitter.com/cutetanaka/status/1153429224495046656?s=20 【喘息OCS常用で死亡リスク↑】...
肺癌勉強会 | 2019.07.24 Wed 06:53
Oncology Tribune連載「日常臨床に活かそう!きゅーと先生@肺癌勉強会の論文レビュー」第9回に取り上げさせて頂いた論文は Concurrent EGFR-TKI and Thoracic Radiotherapy as First-Line Treatment for Stage IV Non-Small Cell Lung Cancer Harboring EGFR Active Mutations(Oncologist 2019) 現在、上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異陽性非小細胞肺がん(NSCLC)の一次治療においては、EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)単独治療が推奨されています(『肺癌診療ガイドライン 2018年度版』)。実...
肺癌勉強会 | 2019.07.22 Mon 11:51
本格的に「肺癌勉強会」のTwitter発信(@cutetanaka)を行っています! この1週間で発信した情報についてまとめました! 【自然の中で過ごすと健康に有益?】 #ケアネット #ScientificReport ○週に数時間自然の中で過ごすだけで心も身体も健康になる可能性 ○約2万人の英国成人を対象 ○自然の中で週に2〜3時間過ごす人は全く屋外で過ごさない人と比べ健康/幸福を感じる確率↑ 外に出たい。。。 https://twitter.com/cutetanaka/status/1148729441733865472?s=20 【朗...
肺癌勉強会 | 2019.07.11 Thu 07:07
本格的に「肺癌勉強会」のTwitter発信(@cutetanaka)を行っています! この1週間で発信した情報についてまとめました! 【非扁平上皮NSCLCの維持Bev/Pem/Bev+Pem】 #ケアネット #ECOG_ACRIN5508 #肺癌勉強会 ○進行Non-SqNSCLCの維持Bev、Pem、その併用の3群を比較した第III相 ○OS中央値 Bev群14.4ヵ月 Pem群15.9ヵ月 Bev+Pem群16.4ヵ月(HR:0.90、p=0.28) →OS中央値で有意差なし https://twitter.com/cutetanaka/status/1146538090565005312?s=20 【未...
肺癌勉強会 | 2019.07.04 Thu 07:29
Oncology Tribune連載「日常臨床に活かそう!きゅーと先生@肺癌勉強会の論文レビュー」第8回に取り上げさせて頂いた論文は Plasma ctDNA monitoring during epidermal growth factor receptor (EGFR)-tyrosine kinase inhibitor treatment in patients with EGFR-mutant non-small cell lung cancer (JP-CLEAR trial)(Jpn J Clin Oncol 2019;49:554) 現在、上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異陽性非小細胞肺がん(NSCLC)症例の一次治療では、第三世代EGFRチロンシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)であるオシ...
肺癌勉強会 | 2019.06.26 Wed 07:12
神戸市立医療センター中央市民病院の藤本大智先生からの報告で先日のLung Cancer誌に掲載されました。わずかな間質影のある非小細胞肺癌症例に対して、実臨床では免疫チェックポイント阻害薬やチロシンキナーゼ阻害薬を積極的には使用しにくい状況です。 今回、軽度の間質性肺炎をもった既治療非小細胞肺癌症例に対するニボルマブの効果と安全性を見た第2相試験「Nivolumab for advanced non-small cell lung cancer patients with mild idiopathic interstitial pneumonia: A multicenter, open-label single-arm phase II trial...
肺癌勉強会 | 2019.06.20 Thu 16:37
Oncology Tribune連載「日常臨床に活かそう!きゅーと先生@肺癌勉強会の論文レビュー」第7回に取り上げさせて頂いた論文は Immune checkpoint inhibitors for patients with advanced lung cancer and oncogenic driver alterations: results from the IMMUNOTARGET registry(Ann Oncol 2019年5月24日オンライン版) 現在、進行/転移性非小細胞肺がん(NSCLC)では免疫チェックポイント阻害薬(ICI)が幅広く使用されています。ただし、ドライバー遺伝子変異陽性の症例に対するICIのデータは多くありませ...
肺癌勉強会 | 2019.06.19 Wed 06:48
Oncology Tribune連載「日常臨床に活かそう!きゅーと先生@肺癌勉強会の論文レビュー」第6回に取り上げさせて頂いた論文は Real‑world study of afatinib in first‑line or re‑challenge settings for patients with EGFR mutant non‑small cell lung cancer(Med Oncol 2019;36:57) 『肺癌診療ガイドライン 2018年版』ではEGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がん(Ex19欠失変異あるいはL858R変異)のPS 0〜1症例に対する一次治療は第三世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬のオシメ...
肺癌勉強会 | 2019.06.17 Mon 06:35
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