[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 肺癌のブログ記事をまとめ読み! 全223件の21ページ目 | JUGEMブログ

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肺癌

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肺癌
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日本での死因第1位は「肺癌」です。肺癌についての知識を深めていきたいと考えています。
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【LUME-Lung1】ニンテダニブnintedanib+ドセタキセル併用療法は非小細胞肺癌に対する2次治療として有効

ニンテダニブnintedanibはVEGFR1-3、FGFR1-3、PDGFRα,β、RETを標的とするチロシンキナーゼ阻害薬です。現在「オフェブ」としてベーリンガーインゲルハイム社から特発性肺線維症に対する抗線維化薬として適応があります。肺癌ではベバシズマブbevacizumab(アバスチン)に次ぐ血管新生阻害薬としてその効果が期待されています。血管新生阻害薬はニンテダニブのほかにもラムシルマブramucirumabやバンデタニブvandetanibなどが開発研究されており、今後の研究結果が期待されています。 2014年に発表されたLUME-Lung1試験...

肺癌勉強会 | 2015.12.30 Wed 15:48

EGFRチロシンキナーゼ阻害薬は非小細胞肺癌の髄膜癌腫症の生存期間延長に寄与

私の勤務する病院では脳神経外科DRで転移性脳腫瘍にかなり力を入れている先生がいます。異常な陰影が撮像された時点ですぐにコンサルト、相談が可能です。手術、放射線、髄腔内化学療法などの選択肢について議論する機会が多いです。 特に髄膜癌腫症(癌性髄膜炎)は予後不良であり、見つかった時点から動き始めないと残された時間が短いので夜間でも早々に相談します。12月30日にも「非小細胞肺癌における髄膜癌腫症 生存への影響と関連する予後因子」について記載しましたが、髄膜癌腫症についての報告は少ないのですが、...

肺癌勉強会 | 2015.12.30 Wed 12:19

クリゾチニブ耐性ALK陽性非小細胞肺癌に対するアレクチニブの効果

あけましておめでとうございます。 今年も宜しくお願い致します。 ALK陽性非小細胞肺癌に対してクリゾチニブcrizotinib(ザーコリ)とアレクチニブalectinib(アレセンサ)が使用でき、現時点(2015年12月)ではクリゾチニブ単剤治療が推奨グレードA、アレクチニブ単剤治療が推奨グレードC1となっています。現時点ではクリゾチニブ→(全身化学療法→)アレクチニブと考えています。臨床上問題になるのはクリゾチニブの耐性化です。 今回クリゾチニブ既治療のALK陽性非小細胞肺癌に対するアレクチニブの効果を見た...

肺癌勉強会 | 2015.12.29 Tue 17:19

ステージ1期非小細胞肺癌に対する定位放射線療法

今年最後の一人勉強会となりました。近年、CTやPETなど画像診断の精度や気管支鏡やCTガイド下生検などの技術の進歩から、T1-2で病期の早い肺癌が診断されることも以前より増えてきたことを実感します。もちろん手術適応のある患者さんには手術をお勧めするのですが、残念ながら高齢であったり、合併症があったりで手術が困難な方には放射線療法を勧めることもあります。 先日、発表された「Stereotactic ablative radiotherapy versus lobectomy for operable stage I non-small-cell lung cancer: a pooled an...

肺癌勉強会 | 2015.12.29 Tue 12:40

非小細胞肺癌における髄膜癌腫症 生存への影響と関連する予後因子

今年も残すところわずかとなってきましたが、年末でも肺を患っている患者さんは数多くいらっしゃいますので、日々勉強は変わりなく行っていきます。最近、EGFRチロシンキナーゼ阻害薬やペメトレキセド(アリムタ)、nabパクリタキセル(アブラキサン)などにより予後が延長していることから、逆に転移性脳腫瘍や癌性髄膜炎などの中枢神経病変を見ることも多くなってきました。髄膜癌腫症の報告は少ないのですが、2013年の「Leptomeningeal Carcinomatosis in NSCLC Patients Impact on Survival and Correlated Prognostic...

肺癌勉強会 | 2015.12.28 Mon 16:37

EGFR陽性非小細胞肺癌の1次治療としてエルロチニブ+ベバシズマブ併用療法は有効

EGFR陽性非小細胞肺癌に対する治療は様々です。2014年にLancet Oncologyに報告された「Erlotinib alone or with bevacizumab as fi rst-line therapy in patients with advanced non-squamous non-small-cell lung cancer harbouring EGFR mutations (JO25567): an open-label, randomised, multicentre, phase 2 study」(Lancet Oncol 2014;15:1236–44)通称「アバタル」療法もその一つです。驚異の無増悪生存期間PFS 16.0か月です。 個人的にはエルロチニブerlotinib(タルセバ)単独でも効果が高い患...

肺癌勉強会 | 2015.12.27 Sun 22:46

新規ALK阻害薬セリチニブceritinib(LDK378)は既治療のALK陽性非小細胞肺癌に効果

非小細胞肺癌患者の2-7%にALK変異を認めますが、現在クリゾチニブcrizotinib(ザーコリ)、アレクチニブalectinib(アレセンサ)の2種類の薬剤が使用できます。現在、いくつかの新規ALK阻害薬が開発されています。中でもセリチニブceritinib(LDK378、ジカディア)が既治療のALK陽性非小細胞肺癌に効果を示す報告がいくつかなされており、「Phase I Study of Ceritinib (LDK378) in Japanese Patients with Advanced, Anaplastic Lymphoma Kinase-Rearranged Non–Small-Cell Lung Cancer or Other Tumors」(J Thorac Oncol. 2...

肺癌勉強会 | 2015.12.27 Sun 21:26

進行非小細胞肺癌に対するニボルマブnivolumabの全生存期間と長期の安全性

ニボルマブnivolumabの第1相試験を受けて、非小細胞肺癌に対する効果と安全性を見た試験「Overall Survival and Long-Term Safety of Nivolumab (Anti–Programmed Death 1 Antibody, BMS-936558, ONO-4538) in Patients With Previously Treated Advanced Non–Small-Cell Lung Cancer」(J Clin Oncol 33:2004-2012)です。 安全性もそうですが、奏功する約20%近くの患者群はそのまま数年効果が期待できるように見えます。EGFRチロシンキナーゼ阻害薬でもこの免疫療法でも治療関連死として肺炎が挙げられて...

肺癌勉強会 | 2015.12.27 Sun 19:26

【CheckMate063】扁平上皮肺癌に対するニボルマブの効果と安全性をみた第2相試験

冬になって病棟が大変忙しいため、更新が遅れて申し訳ありませんでした。最近、新聞や雑誌でも免疫療法が取り上げられることがあり、担当患者さんからも「免疫療法」や「ニボルマブ」について尋ねられることがあります。肺癌に携わる人は常に最新の勉強が必要と考えます。扁平上皮肺癌に対するニボルマブの第2相試験「Activity and safety of nivolumab, an anti-PD-1 immune checkpoint inhibitor, for patients with advanced, refractory squamous non-small-cell lung c ancer (CheckMate 063): a phase 2, single-arm trial」...

肺癌勉強会 | 2015.12.27 Sun 16:28

BRAF変異肺腺癌に対する標的治療 EURAFコホートの結果から

肺癌に対する治療はどんどん個別化しています。肺腺癌のうちの約2%にBRAF遺伝子変異が認められますが、BRAFを標的に阻害するBRAF阻害薬は現在肺癌には適応が認められておりません。そこで、欧州の報告EURAFコホートからBRAF変異陽性肺癌に対するBRAF阻害薬の効果を報告した「Targeted Therapy for Patients with BRAF-Mutant Lung Cancer Results from the European EURAF Cohort」(J Thorac Oncol 2015;10:1451–1457)を勉強してみます。100人に2人のまれな遺伝子変異ですが、今後も研究が進めば検討される可能性...

肺癌勉強会 | 2015.12.23 Wed 16:19

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